｢強さと優しさ｣に優雅でラグジュアリー感を融合させた前シーズンから一転、2008年秋〜冬は造形重視でカッティングとフォルムに焦点を置いた 80年代風ビッグフォルムが多数見られるようになりました。
構築的なシルエット、鋭角的なカッティング、グラフィカルな柄など様々なテクニックで変化をつけているのが特徴です。
その根底には1920年代前後に起こったドイツのバウハウスやロシア構成主義、アールデコ様式などからの影響が見受けられます。
カラーはブラック、グレーといったダークなものがメインで差し色としてパープルやイエロー、レッドなどが効果的に使われています。

2008秋・冬ニューモードスタイル・イメージ

■ Sculptural（彫刻的造形）
　色柄よりも造形に重点を置いたアグレッシブでビッグなフォルム

■ 80年代風
　ショルダーライン、ワイドスリーブ、ビッグフォルム

■ ニューバランス
　「短めのジャケットにタイトなボトムス」、　「短めのトップスに長めのスカート」など
　新しいバランスでのセットアップスタイル

■ ソフトな丸み
　丸みを帯びたコクーン、バルーン、エッグフォルムや、首周りを包むデザイン